2020年07月17日

海外情報(2020年7月分)

1. アルダー社がウォールシュテット工場にバッチ余熱設備を設置

アルダー社はドイツのウォールシュテット(Wahlstedt)工場にバッチ予熱設備を設置し、エネルギー消費量を20%削減した。これによってCO2排出量が年間4000トン削減される。アルダー社は、ドイツとオランダの工場に合計で7基のバッチ予熱設備を稼働させている。

出所:ardaghgroup.com

訳者注:記事詳細は以下のURLを参照ください。

同社の環境活動については以下のURLを参照ください。

2. ドイツガラス産業連盟が水素燃焼プロジェクトの資金を入手

ドイツガラス産業連盟(BV Glas)は、水素燃焼(HyGlass)プロジェクトへの資金提供について州の承認を得た。BV GlasはエッセンのGWI研究所と提携して、ガラス製造における化石燃料の代替としての水素の適合性に関する研究を実施している。水素は、従来のエネルギー源から再生エネルギー源への切り替えにおける最も有望な候補の1つで、BV Glasは、その脱炭素化戦略の枠組みの中で、長い間水素の可能性を評価してきた。BV Glasは、化石エネルギーに依存するすべてのプロセスが水素に切り替えられた場合、ガラス産業は理論的にはドイツでの二酸化炭素排出量を年間約330万トン削減できるとしている。

出所:glassinternational.com

訳者注:記事詳細は以下のURLを参照ください。

3. ヴェラリア社ワイン市場の変化に合わせ従業員を削減

ヴェラリア(Verallia)社はフランスの非発泡および発泡ワイン市場で、国内消費量と輸出量が減少している影響、及び、近隣諸国のガラスメーカーからの輸入増加の影響で、従業員削減を予定している。これは、フランスのコニャック工場にある3つの炉の1つの年末に予定していた窯修を中止することに対応している。同社は世界で3番目に大きいガラス容器メーカーで、フランスで14か所の炉を操業しており、従業員数は2,500人。

出所:glassonline.com

訳者注:記事詳細は以下のURLを参照ください。

上記のようなニュースの一方で、同社は以下のURLにあるように、チリでは40百万ドル(約42億円:115円換算)の投資を行うなどしている。