2021年12月22日

海外情報(2021年12月分)

1. EU炭素価格上昇

EUの排出ガス取引システムの炭素価格は、年末までにトン当たり100ユーロ(約12,500円;125円換算)に達する可能性があるとアナリストはロイターに語った。既に90ユーロ(約11,250円)を超え、1ヶ月前の約60ユーロ(約7,500円)から上昇している。炭素価格は、2030年までに90ユーロに達すると予想していたアナリストや政策立案者はこの急激な価格上昇に驚いている。

出所:FEVE News review(06.12.2021 to 13.12.2021)
訳者注:FEVE News reviewによると、この記事はPolitico Pro(https://www.politicopro.com/)に掲載されているとのことだが詳細を読むには購読の必要がある。

2. ヴィドリアス・リオヤノス社が工場を建設

リオハ・ワインで知られるアルゼンチンのラ・リオハ州にある州政府所有のヴィドリオス・リオヤノス社は、ラ・リオハに1日あたり10万本の生産が可能なワイングラスボトル工場(45t/d、2ライン)を建設するために、900百万アルゼンチンペソ(約10億円:1.1円換算)の連邦政府融資を受けた。2022年に生産を開始する予定。

出所:ambito.com
記事詳細は以下のURLを参照ください。

3. 持続可能性を革新する

ポルトガルのBAグラス社CEOサンドラ・サントス女史(Sandora Santos)がワールドファイナンス誌のインタビューに同社の戦略概要を語った。
「当社は、ガラスびん生産の先を目標としている。ガラスは人類だけでなくこの世界にとって最も安全な材質の代表です。当社は、環境の持続可能性の課題だけでなく、デジタル化、健康、人間の幸福にも取り組む。これらの課題を、良い成長の機会として、炭素削減ロードマップの作成、サイエンスベースターゲットプラットフォーム(Science-Based Targets Platform)やFEVEのガラスの循環使用(Close the Glass Loop)イニシアチブへの参加・支援などを行っている。また、新しいピュア(PURE)ブランドを立ち上げた。」

出所:World Finance Winter 2021-2022, online:
記事詳細は以下のURLの186頁を参照ください。

訳者注:BAグラス社については以下のURLを参照ください。

Science-Based Target Platformについては以下のURLを参照ください。

訳者注:BA社は1912年創業、1987年にリスボン株式市場に上場後、企業買収戦略により急成長し、現在はEU7カ国全体で12工場を持っている。売上約931百万ユーロ(約1,303億円;140円換算)、EBITDA約35.2%、従業員3,992人。(いずれも同社HPから引用)

4. アルダー社がコンソル社を買収

南アフリカに本拠を置くコンソル社(Consol)を、アイルランドに本拠を置くアルダー社(Ardagh)が10億米ドル(約1,100億円:110円換算)で買収する。この買収案件は、2022年4月から6月に規制当局の承認を受ける必要がある。コンソルはアフリカを代表するガラスびん会社であり、2020会計年度の売上高は566百万米ドル(約623億円)。

出所:Irish Examiner, 26 Nov 2021, online-
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