2022年06月09日

英国の脱炭素技術開発コンソーシアムであるグラスフューチャーズに加盟

日本ガラスびん協会は、2050年カーボンニュートラルを目指すために、2030年を目途に技術的、経済的な見通しを立てる必要があることから、昨年より技術委員会を中心に国内外の情報収集を開始しました。
その結果、ガラスびん生産工程の脱炭素を更に進めていくためには、脱炭素技術開発で先行しているEU地域から情報を得ることが重要とのことから、英国の脱炭素技術開発コンソーシアムであるNPO法人のグラスフューチャーズ(GFL:Glass Futures、以下GFL)と2022年4月1日付で契約を取り交わし加盟致しました。
GFLは英国セントヘレンズに30t/dの溶解炉を持つ技術開発センターを建設中で2023年に稼働の予定です。
また、技術開発の対象として以下のような項目をあげています。

・熱回収と炭素回収 ・低炭素代替燃料(天然ガス、水素、電力、バイオ燃料)
・溶解炉デザイン ・耐火物 ・新規原料、他
・カレットなど資源のリサイクリング進展 ・組成および表面処理(強度改善ほか)
・スマートパッケージング、リユースなど ・インダストリー4.0

なお、GFLの詳細については以下のURLを参照下さい。
https://www.glass-futures.org/