2004年04月01日

2003年ガラスびんの出荷状況について

2003年ガラスびんの出荷状況 (上段 : 本数(1000本) / 下段 : トン数)

用途 2002年 2003年 前年(%)
薬品・ドリンク 2,419,889 2,425,610 100.2%
251,618 262,084 100.2%
化粧品 87,724 90,159 102.8%
7,150 7,602 106.3%
食料・調味料 2,003,044 1,950,458 97.4%
385,158 372,367 96.7%
牛乳 136,754 144,189 105.4%
28,362 29,011 102.3%
清酒1.8リットル 66,977 66,018 98.6%
63,736 62,851 98.6%
清酒(中・小) 507,391 505,153 99.6%
126,563 130,673 103.2%
ビール 166,747 103,545 62.1%
70,845 42,545 60.1%
洋雑酒 429,183 400,579 93.3%
187,065 176,942 94.6%
飲料 1,845,453 1,657,553 89.8%
331,559 302,357 91.2%
輸出 - - -
- - -
合計 7,663,162 7,343,264 95.8%
1,462,056 1,386,432 94.8%

※1 ウイスキー、焼酎、その他
※2 協会会員会社のみの数字です

2003年の出荷量は、左表の示す通りトータルで依然減少のトレンドが続いています。
ビール、洋雑酒(焼酎を除く)、飲料が、商品自体の減少と併せて、他素材容器侵入の影響を受けて大きく後退したことが、主な要因です。
その他の用途別では、増加を続けている分野に薬品・ドリンク、焼酎があり、ほぼ横這いに推移している分野に食料・調味料があります。

2003年の注目点は、減少から増加に転 じた化粧品、牛乳、清酒(中小)と、横這いに転じた清酒1.8リットルです。牛乳については、生活協同組合等のグリーンコンシューマーを対象に、リターナ ブルびんの復活が見られます。清酒(中小)では、清酒1.8リットルと併せ、消費が極めて旺盛な焼酎向けが寄与していると推定されます。焼酎乙類ではガラ スびんの比率が極めて高く、その多様なびん形が消費のプロモーションに役立っているように思われます。