朴木憲史(ほうのきのりふみ)くんの感想文
 ガラスびんができるまで。大きなミキサーで原料をまぜます。とても大きかったです。次になんと1600℃のところでとかします。それはコントロール室で操作されています。その下は製びん機があって、上で溶かされたのをはさみできって上からおちてきます。そこで働いている人は大変だと思いました。なぜなら室温が60℃もあり、耳せんが必要なくらい騒音がすごいからです。びんはまだ600℃です。それを1時間かけてさまし、機械で不良品がないかチェックし、そして最後は人の目です。そのきびしい条件をクリアしたびんだけ包そうして、使われていて、ふだん使っているびんはすごいびんだと思いました。
お母さん、朴木哉子(ほうのきかなこ)さんのコメント
 「百間は一見に如かず」という諺にあるように、図鑑や映像などからの知識としてあるガラスびんの工場と、実際に間近で見学させていただいたものとは大きく違っていました。家庭から出された貴重な資源であるガラスびんが「カレット」となり、珪砂・ソーダ灰・石灰石などと混ぜられ、1600℃の熱で溶かされ、びんの形となり幾度もの検査行程を経て梱包される所までをじっくり見せていただくことが出来ました。一つの"モノ"が出来上がるまでに、どれだけの苦労があって、どれだけの人の知恵とエネルギーが必要かということがイメージ出来るようになり、目で見て、耳で聴いて、肌で感じたことすべて心に響きました。見学後にいただいたガラスびんに入ったお茶は、これまでで一番美味しく感じられ、びんにとても愛着を感じました。貴重な体験をさせていただき心から感謝しています。ありがとうございました。
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