柳澤祥介くんの感想文
 川崎の東洋ガラス工場へ、ガラスびんのリサイクルの様子を見学してきました。ぼくたちが毎日見たり手にしたりしているガラスびんは、ほとんどがオートメーションで出来上がるのを実際に見て、驚きました。
 印象に残ったことは、一つ目は、ゆう合されたカレットと原料が1500度のよう解炉でドロドロになる様子です。近くに寄ると体が熱くなって、この場所で働く人は大変だなと思いました。二つ目は、火の玉みたいなゴブを型に入れ空気を入れると、あっという間にびんの形になる所です。まるで手品のようでした。三つ目は、様々な、たくさんの検査をしないと出荷OKにならない所です。
ぼくたちにとどけられているガラスびんは、手間と時間をかけたゆうしゅうなびんなんだなと思いました。
お母さん、柳澤理絵さんのコメント
 「実際に見て知る楽しさ」というものを親子共に実感いたしました。ガラスびんを砕いたカレットが他原料と混ざり溶けて、成型、加工が施され、厳密な検査を経て、食品の容器として私たちの食卓に現れるまでの一連の流れを見て知ることにより、ガラスびんがより身近に感じられ、資源の大切さを思わずにはいられませんでした。
 また、地球環境に配慮し、安全で質の高い容器を製作するために、時間と労力、コストをかける企業の努力を強く感じることができました。普段見慣れているガラスびんですが、いろいろな工程、様々な人の手を経てここにあるのだと思うと、今までと見方が変わってきます。私たち個人にできること(分別方法等)を実践し、周囲の方々へも情報を伝えていきたいと思います。
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