2007 審査員プロフィール

 2008年2月14日。ホテルフロラシオン青山にて、昨年と同様にインテリア・プロダクトデザインの内田繁氏を審査委員長に、審査員にインダストリアルデザインの益田文和氏、グラフィックデザインの佐藤卓氏、雑誌『クロワッサン』副編集長の船山直子氏を迎えて最終審査会を実施しました。

内田繁 審査委員長

 日本を代表するデザイナーとして商・住空間、家具、工業デザインから地域開発に至る幅広い活動を国内外で展開。代表作に山本耀司のブティック、神戸ファッション美術館、門司港ホテル、オリエンタルホテル広島他。メトロポリタン美術館等に永久コレクション多数。毎日デザイン賞、芸術選奨文部大臣賞等受賞。H19年紫綬褒章受章。

益田文和 審査委員

 1973年東京造形大学デザイン学科卒業後、建設会社やデザイン事務所を経てフリーに。家電製品など様々な工業製品のデザインを手がける。1990年代に入るとエコデザインを専門領域とする活動を開始。企業に対するデザインコンサルティングとともに日本各地の地域産業の振興に関わる。2000年より東京造形大学デザイン学科教授。

佐藤卓 審査委員

 1955年東京生まれ。「ニッカ・ピュアモルト」の商品開発、「ロッテ キシリトールガム」「明治おいしい牛乳」などの商品デザインを手掛ける他、「金沢21世紀美術館」「国立科学博物館」等のVIデザイン、NHK教育テレビ「にほんごであそぼ」の企画・アートディレクション、東京ミッドタウンにある21_21 DESIGN SIGHTではディレクターを務めるなど活動は多岐にわたる。

船山直子 審査委員

 雑誌ハナコの創刊メンバーとして、ハナコ編集部に10年以上在籍し副編集長を務めた後、クロワッサン編集部副編集長に就任。雑誌クロワッサンは、2007年春に創刊30周年を迎え、女性の生き方、美容、健康などを柱に多くの読者の共感を集める雑誌として生活情報を発信し続けている。ガラスびんデザインアワードでは、そんなクロワッサンならではの、女性そして生活者としての目線から選考を行う。