2017年05月31日

海外情報(2017年5月分)

1. 訃報 インドHNGIL会長 Shri C K Somany氏(84歳)

 5月17日 インドのガラスびん及び板ガラス業界で長年活躍されたShri Chandra Kumar Somany氏が84歳で亡くなったとの訃報が入った。同氏のご冥福をお祈りします。

Shri C K Somany氏は、熟練したガラス技術者として著名であり、また社長としてHNG社発展の原動力であっただけでなく、全インドガラス生産者協会(All India Glass Manufacturers Association)の会長として業界発展にも務められ、その他の公職を務めて来られた。

出典:http://www.glassglobal.com/news/shri_ck_somany_has_passed_away-28001.html

2. オマーンのMajan Glass社がBDF社の協力で生産ラインを更新

 Majan Glass社は、年内にBDF社の協力を得て、同社にある二つの溶解炉のうちの一つの溶解炉を冷修して制御システムを更新し、生産ラインの二つをオーバーホールしてNNPBに入れ替える予定にしている。同工場では生産効率改善のため、熔解、成形および品質保証に関する訓練も行われる。

出典:Glass International News
http://www.glass-international.com/news/view/strong-growth-for-omans-majan-glass-with-bdf-industries

3. ポルトガルのBA Vidro社がブルガリアのDrujba社株式買収を提案

 ポルトガルのBA Vidro社の完全子会社であるBareck Overseas社が、ブルガリアのDrujba社の買収について、まだ入手していない残余の405,652株の買収提案をした。同社は2月当初、一株あたり3.7レブでの買収を提案したが金融当局が認めず、改めて一株あたり6.1187レブでの買収を提案し、金融当局が公表を許可した。
 Drujba Glass社は、ギリシャのYioula社の所有であったが、2016年10月にBA Vidro社に売却することで合意していた。Drujba Glass社は、ソフィア(Sofia)とプロディフ(Plodiv)の2箇所にガラスびん工場を持っている。

出典:Glass International News
http://www.glass-international.com/news/view/ba-vidro-makes-revised-buyout-bid-for-drujba

4. Wiegand Glass社がTIAM社のIQ工場稼働状況モニターを採用

 Wiegand Glass社とTIAMA社は、1995年以来協力関係にあるが、今月Wiegand Glass社は3ヶ月の試行を経て、スマートフォンやタブレットを使用して、オンラインで工場管理者がいつでもどこでも同社のSteinbach am Wald、Großbreitenbach、Schleusingen、Ernstthalの4工場の稼働状況、主要業績評価指標(KPI)の状況を把握することができ、経営陣にとっては工場間調整を素早く行い、適切な対応につなげることのできるソフトウエアである、TIAMA社のIQトラック工場稼働状況モニター(IQ track plant performance monitor)を本格的に採用することを決めた。

出典:Glass International News
http://www.glass-international.com/news/view/wiegand-glas-adopts-tiamas-iq-track-plant-performance-monitor