2017年10月27日
FEVE 2016年生産実績概要について
欧州ガラス容器連合(FEVE)より、2016年の生産実績概要についてリリースの配信がありました。詳細につきましては、以下、FEVEからのニュースリリースをご覧ください。
ガラス容器包装への需要が増加:市場はガラス容器を信頼
2016年の堅調な生産量の伸びはこれまでの平均的な伸び率を上回った。
欧州ガラス容器連合(FEVE)が発表したデータ(1)によると、2016年の欧州でのガラス容器の生産はトン数で2.1%、本数で2.1%増加した。
Glass Container Production for Food and Beverages in Europe – FEVE Source
この伸びは、欧州における食品および飲料部門でのガラス容器需要が引き続き堅調であったことだけではなく、輸出によっても促進された。
欧州および海外向けの生産トン数は20.9百万トン、生産本数は759億本であった。
「ガラスの需要が好調なことは、顧客の皆様からの当業界への信頼の強い証しです。ガラス容器は欧州および国際市場において顧客の皆様のブランドが売り場において卓越するためのお手伝いをいたします。」とFEVEのJohan Gorter会長は述べている。
この2016年の好業績は最近5年間の堅調な業績傾向を裏付けている。
2012年以来、当業界は生産トン数を5.8%、本数を6.1%伸ばしてきた。
ガラス容器は、酒類、ワイン、ビール市場での標準的な包装材として引き続き使用されてり、食料、水および乳製品業界ではますますシェアを伸ばしている。
これは、地元の有機食品や天然食品の新たな消費動向だけではなく、環境、健康、味の保存に良い容器として、ガラス包装の肯定的なイメージとガラス容器に対する強い消費者の信頼があるためです。
最近の調査(2)によれば、ガラス容器は消費者の好む包装形態で、欧州の人達の二人に一人が3年前に比べてより多くのガラスびんを使うようになり、欧州の人達の75%はガラス容器を最も環境に優しい包装と見ています。
「持続可能性や商品の品質を最も良く保つということから、消費者の皆様がガラス容器を信頼して下さるということは私共を力づけるものです。弊業界としては、私共は、ガラス固有の特性を消費者の皆様により判りやすく見えるようにすることをお約束しています。」とJohan Gorter会長は述べている。
<注釈>
(1) FEVE加盟企業からの直接生産データに基づくEU、スイス、トルコの食品飲料用容器ガラスの生産量、Vivid Economics社がFEVE向けに編集し報告。
(2) InSites Research 2016. Friends of Glassプラットフォーム掲載の要約レポート参照。
http://news.friendsofglass.com/glass-declared-number-1-by-europeans/