2014年02月25日

2013年ガラスびんの出荷状況について

2013年ガラスびんの出荷状況 (上段:本数 1000本 / 下段:トン数)

用 途 2012年 2013年 前年比 %
薬品・ドリンク 2,161,275 2,050,810 94.9%
215,611 204,431 94.8%
化粧品 63,472 68,399 107.8%
6,189 5,958 96.3%
食料・調味料 1,806,046 1,788,797 99.0%
314,110 309,722 98.6%
牛 乳 90,137 85,710 95.1%
14,719 13,962 94.9%
清酒1.8リットル 62,642 62,636 100.0%
59,694 59,697 100.0%
清酒(中・小) 454,576 441,542 97.1%
121,678 119,451 98.2%
ビール 98,119 94,592 96.4%
40,136 37,998 94.7%
洋雑酒 347,867 367,057 105.5%
135,479 139,402 102.9%
飲 料 1,383,880 1,439,237 104.0%
248,983 256,864 103.2%
合計 6,468,014 6,398,780 98.9%
1,156,599 1,147,485 99.2%

※正会員のみの数字です

<2013年の実績総括について>

 日本ガラスびん協会に加盟する、正会員6社の2013年(1月~12月)の出荷実績は、重量で114万7千485トン(前年比99.2%)、本数で63億9,878万本(前年比98.9%)でありました。
 2013年を総括しますとワイン、RTD商品(*)やウィスキーなどの「その他洋雑酒びん」は健康志向、低アルコール志向などの底固い需要もあって、好調に推移しました。「調味料びん」につきましてもドレッシング類の需要などもあり堅調に推移しました。
 また、飲料・飲料ドリンクびんにつきましても「飲料ドリンクびん」のリニューアルを含めたドリンク類の増加、「飲料びん」はエナジードリンクが底堅い需要であったほか、リターナブルびんの投入やサイダー、ラムネ向けの需要などで好調に推移しました。
 「薬品びん」につきましては、ここ数年変動要素も少なく安定的な出荷状況で推移しています。
 一方、「小びんドリンクびん」は、100ml容量の伸び悩みが響き落ち込むことになりました。
 また、昨年好調であった、720ml~900ml容量の「清酒中小びん」、「焼酎びん」は、今年は一転マイナスとなりました。
 このように2013年は、品種により優勝劣敗の傾向が色濃く反映したとはいえ、全体としては微減で着地することになりました。
 当協会としましては、引き続き協会の諸活動を通し、ガラスびんの持つ「特性」や「優位性」を広く社会の皆様に発信し、ガラスびんの普及・啓発に努めてまいります。
 今後共、皆様のご支援とご協力を賜わりますようよろしくお願い申し上げます。

 *= RTD商品とは「Ready to drink」の略で購入後そのまま飲める低アルコール飲料を意味しています。