2019年01月30日

海外情報(2019年1月分)

1. Zippe社がヴィーガント社から大型受注

 1月15日グラスインターナショナルは、Zippe社がヴィーガント社のシュレイシンゲン(Schreusingen)工場向けのバッチハウス等の大型受注をしたと報じた。これはヴィーガント社スタインバッハ(Steinbach am Wald)工場に納入し、最近稼働したバッチハウスに引き続いての受注となる。

訳注1:記事詳細については以下を参照ください。

2. ヴィーガント社の5カ年設備投資計画

 昨年2018年情報で新鮮さに欠けるが、ヴィーガント社の第4世代となるオリバー・ヴィーガント(Oliver Wiegand)氏が、グラスインターナショナル誌のインタビューに応じ、同社の5カ年設備投資計画について語っているので上記1に関連して紹介する。
同氏は、更なる成長のためにはある程度のリスクを取らないと商機を逃すとして、環境、気候変動対応、サステナビリティー、イノベーションを踏まえた同社の2022年までの将来に向けての大幅な5カ年設備投資プロジェクトについて概要次のように語った。

  • スタインバッハ(Steinbach)工場
    新規のバッチハウスが建設中。カレットの品質向上を目指して処理設備の改修と廃棄量の削減。(同工場のカレット使用率は最大97%)、新排ガス処理装置が2018年稼働。他
  • シュレイシンゲン(Schleusingen)工場
    2019年第4四半期には溶解炉2基を持つ新工場稼働。
  • エルンスタール(Ernstthal)工場
    溶解炉#3の溶解能力を拡大。新包装及び倉庫。新休憩室及び事務所。
  • グロ-スブライテンバッハ(Großbreitenbach)工場
    新倉庫2棟。車両修繕工場及び新物流建物、不安定なエネルギー供給への対応設備。

出典:インタビュー詳細については、以下のURLを参照ください。(ドイツ語のみ)

訳注1:PETについても語られたがここでは省略した。ヴィーガント社は1997年にグロースブライテンバッハにPETの子会社を設立している。同子会社については以下のURLを参照ください。