2019年06月25日
海外情報(2019年6月分)
1. O-I社2019年第1四半期の業績
O-IのCEO、Andres Lopez氏は、2019年第1四半期の結果について「第1四半期の結果は、将来の成長を支える新たな能力が追加されたため、当社が考えていた内容と一致した。」と述べた。同時にフランスのGironcourt工場の拡張、メキシコのNueva Fanal事業をABIから買収すること等を発表した。2019年第1四半期の売上は16億ドル(約1,728億円:108円換算)で、前年同期に比較して約5%減少。税引き前利益は1.11億ドル(約120億円)で前年同期に比較して約18%減少。
出典:FEVE News June 2019
訳注1:記事の詳細については以下のURLを参照ください。
2. Verallia、堅調な2019年第1四半期四半期業績を発表
2019年第1四半期のVeralliaの業績は、売上高は6億33百万ユーロ(約772億円:122円換算)で、前年比6.7%増加。EBITDAは18.8%増の1億42百万ユーロ(約173億円)。南ヨーロッパおよび西ヨーロッパ(フランス、スペイン、ポルトガル、イタリアを含む)では、収益は報告ベースでも為替レート変動の影響なく7.1%増加。 北ヨーロッパおよび東ヨーロッパ(ドイツ、ロシア、ウクライナ、ポーランドで構成)では、売上高が11%上昇した。
出典:FEVE News June 2019
訳注1:記事の詳細については以下のURLを参照ください。
3. Ardaghグループの第1四半期の業績
Ardagh Groupの第1四半期は、ヨーロッパのガラスびん事業が3億9,200万ドル(約423億円:108円換算)の売上だった。 これは、前年同期と比較して、実際の為替レートで1%減少し、恒常為替レートで6%増加。 今四半期の調整後EBITDAは8,500万ドル(約92億円)で、恒常為替レートでは前年同期比で13%増加した。北米での売上高は1%増の4億1,600万ドル(約449億円)。 第1四半期の調整後EBITDAは7,100万ドル(約76億円)で、2018年同期と同じだった。
出典:FEVE News June 2019
訳注1:記事詳細は以下のURLを参照ください。
4. SGD Pharmaが大規模なプラント投資を計画
SGD Pharmaグループは、フランスのパリ近郊にあるシュシーアンブリ(Sucy-en-Brie)工場にある12年使用した溶解炉の改修に合わせて、生産を近代化するために2,000万ユーロ以上(約24億円:121円換算)を投資する予定。メタルラインを同工場のもう一つの溶解炉と同じレベルに上げるために建屋の上部構造も変更する。生産ラインおよび検査ラインはすべて最新の技術で近代化される。改修作業は2020年夏に開始される予定。
出典:FEVE News June 2019
訳注1:SGD Phrama社は、昨年タイプⅠガラス容器を生産しているカンタンモット(Quentin-la-Motte)工場に全電気溶融炉を稼働させている。本記事詳細は以下のURLを参照ください。
5. エムハート社が耐火物事業を売却
オーストリアのRATH Groupが、米国オーウェンスヴィルにあるエムハート社の耐火物事業および研究施設を引き継ぐ。同グループはこれまで通りの耐火物製品群の生産を引き継いで継続するので顧客には大きな問題は起きないようだ。エムハート社は耐火物事業の売却完了を2019年秋に予定している。
出典:FEVE News June 2019
訳注1:記事詳細およびRATH Groupについては以下のURLを参照ください。