2019年11月03日

海外情報(2019年10月分)

1. インドのピラマル・グラス社が好調

インドにおける医薬品びんおよびプレミアムな化粧品びんに対する需要がピラマル・グラス社の成長を牽引している。同社の化粧品・香水事業は、過去10年間で年間にして12%成長した。インドの美容部門は、推定10億ドル(1,080億円:1ドル108円換算)の規模で、2020年までに25億ドル(2,700億円)に達すると予測されている。

出典:FEVE NEWS FN485-9 19(元出所:cosmeticsdesign-asia.com)

訳注1:インドのピラマル・グラス社は、医療事業を中心として、不動産、慈善事業など持つピラマルグループの一員で、タイプⅠ(硼ケイ酸ガラス)およびタイプⅢ(ソーダ石灰ガラス)の薬品びんや化粧品びんの他に食料・飲料びんを生産。インドに2カ所、スリランカと米国にそれぞれ1カ所の工場がある。
記事詳細は以下のURLを参照ください。

ピラマル・グラス社およびピラマルグループについては以下のURLを参照ください。

2. ベラリア社とmIS社が部品・サービス契約を締結

米国ロスコントロール(Ross Controls)社のドイツ子会社であるmIS社(manufactIS GmbH)は、ベラリア社と複数年のライセンスおよび協力契約を締結した。mIS社はISメーカのGPS社の知的財産権の世界独占ライセンシーで、ベラリア社のすべてのGPSブランドのISスペアパーツと修理サポートサービスを提供する。この契約の一環として、mIS社はドイツのエッセンにある以前のGPS社施設に移転した。

出典:FEVE NEWS FN485-9 19(元出所:manufactis.net)

訳注1:詳細は以下のURLを参照ください。

mIS社については、あまり情報はないが以下のURLを参照ください。

ベラリアドイツ社については以下のURLを参照ください。

3. シスカム社が米国の天然ソーダ灰生産に共同投資

トルコの大手産業コングロマリットの2社、シスカム社とサイナー(Ciner)社は、それぞれガラス製造と原材料の生産に重要な関心を持ち、米国ワイオミング州グリーンリバーで天然ソーダ灰を生産するためのパートナーシップ契約を締結した事を発表した。シスカム社は、子会社(Soda Sanavii SA)を介して合成ソーダ灰の世界のトップ7に入る大企業、一方のサイナー社は年間700万トンの総生産能力を持つ世界最大の天然ソーダ灰メーカ。

出典:FEVE NEWS FN485-9 19(元出所:sisecam.com.tr)

訳注1:トルコの大手2社が手を組んでの事業ということで取り上げてみた。
記事の詳細は以下のURLを参照ください。

サイナー社については以下のURLを参照ください。

4. 非飲酒者の飲料傾向

欧米諸国の非飲酒者は、ソフトドリンクではなく、ノンアルコールのビールとスピリッツを選択するようになり、それと共に、主要なアルコール飲料メーカがこの新しい市場に進出し始めている。

出典:FEVE NEWS FN485-9 19(元出所:fivs.org)

訳注1:元出所であるFIVSについては以下のURLを参照ください。

FIVSのサイトで記事内容が確認できなかったが、foodveb.comに同じような内容の記事があったので興味ある方は以下のURLを参照してください。