2020年03月12日

海外情報(2020年2月分)

1. アライドグラス社買収される

サンユーロピアンパートナーズ(Sun European Partners LLP)の関連会社が、英国を本拠とするアライドグラス社(Allied Glass)の買収を完了した。アライドグラス社は、プレミアムスピリッツ、食品、飲料市場向けのガラスびんの大手メーカー。

出典:FEVE NEWS FN490-02-20(元出所:suneuropeanpartners.com)

訳注1:アライド社には、リーズ工場(Leeds:溶解炉2基、合計520t/d、9ライン)、ノッティングレイ工場(Knottingley:溶解炉2基、合計450t/d、7ライン)の2工場があり、ハイエンドの中小ロット向けの生産を行っている。両工場とは別に倉庫に付設された印刷ラインもある。
記事詳細については以下のURLを参照ください。

アライドグラス社については以下のURLを参照ください。

同社の印刷ラインについては以下のURLを参照ください。

サンユーロピアン社については以下を参照ください。

2. シュテルツレ社がフランスのコニャックに営業所を開設

シュテルツレ社(Stoelzle Glass Group)は最近、フランスのコニャックに営業所を開設し、現地市場の現在および将来の顧客とのパートナーシップを強化している。現地での存在感とコニャックの専任販売チームを持つことで、同社は顧客に対してより良い顧客サービスを提供できる。

出典:FEVE NEWS FN490-02-20(元出所:stoelzle.com)

訳注1:記事詳細については以下のURLを参照ください。

3. エンバルビドラ社のバッチプラントが稼働

ゾルグ社グループの一員であるEME社は、アンゴラのエンバルビドロ社(Embalvidro)から請け負った新工場のバッチプラントを正常に稼働させた。アンゴラのルアンダにあるこの工場では、主にアンバーとエメラルドグリーンのビールびんを生産する。バッチプラントは、180トン/日の溶解炉向けで、費用を大幅に削減するために設置面積の小さいタワーコンセプトが選択された。

出典:FEVE NEWS FN490-02-20(元出所:eme.de)

訳注1:記事詳細は以下のURLを参照ください。

EME社については以下のURLを参照ください。

4. ヴィドロポルト社が規模を拡張

ブラジルを代表するガラス容器メーカーの1つであるヴィドロポルト社(Vidroporto)は、同社のIVN工場の生産能力を370t/dに拡大する。この規模拡張のため、同社はファイブズインダストリアルエンジニアリング社(Fives industrial engineering group)と契約。ファイヴズ社は、炉の電気ブースター能力をアップグレードすると同時に、新しいラインのタンデム8セクショントリプルゴブISマシン用にPrium BH-F 400シリーズT-Tandemフォアハースシステムを設置する。また、スワビングロボットも設置される。

出典:FEVE NEWS FN490-02-20(元出所:fivesgroup.com)
ヴィドロポルト社は、以前ヴェラリア社の支援をうけてガラスびんを生産していたが、2017年に閉鎖されたIVN工場を買収、リニューアルしている。ヴィドロポルト社はこの拡張によって、ブラジルでのマーケットシェアを現在の20%から25%に増加することを計画しているようだ。

訳注1:記事詳細は以下のURLを参照ください。

ヴィドロポルト社については以下のURLを参照ください。

ファイヴズ社については以下のURLを参照ください。(ファイヴズジャパン社が港区虎ノ門にあり、日本語サイトも準備されている)