2020年05月30日

海外情報（2020年5月分）

1. O-I社2020年第1四半期業績

O-I社の2020年第1四半期の純売上高は、昨年の16.4億ドル（約1,771億円：108円換算）に対して15億6千万ドル（約1,685億円）だった。 営業利益は2億ドル（約216億円）に対し、1億6,900万ドル（約183億円）だった。 ヨーロッパでは、営業利益は2019年7,900万ドル（約85億円）に対して6,100万ドル（約66億円）だった。出荷量（重量）は、主にCovid-19により2％減少した。

出典：FEVE NEWS FN493-05-20（元出所：O-I.com）

訳注1：記事詳細は以下のURLを参照ください。

2. アルダーグループ2020年第1四半期業績

アルダーグループの第1四半期売上（金属缶含む）は、2019年16.39億ドル（約1,770億円：108円換算）に対して2020年は16.22億ドル（約1,752億円）、調整済みEBITDAは、2019年276百万ドル（約29.8億円）に対して2020年は273百万ドル（約29.5億円）だった。会長兼最高経営責任者であるポール・コールソン（Paul Coulson）氏は、2020年第1四半期の結果は予想通りであり、Covid-19による実質的な影響はないと報告した。

出典：FEVE NEWS FN493-05-20（元出所：ardaghgroup.com）

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3. ヴェトロパックグループは年次総会をオンラインで開催

同社CEOディートマー・シームセン（Dietmar Siemssen）氏は「年次総会開催を予定された日に開催することは私たちにとって重要。」と話し、6月24日にCOVID-19の影響を避けてオンラインで総会を開催する予定にしている。

出典：glassonline.com（元出所：vetropack.com）

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4. ヴェラリア社2020年第1四半期業績

ヴェラリア社の第1四半期の収益は1.9％増加し、2019年第1四半期の6.33億ユーロ（約734億円：116円換算）に対して2020年第1四半期は6.45億ユーロ（約748億円）だった。南欧および西欧では、特に食品用びんやビールびんの需要は引き続き活発だった。イタリアとイベリアはこの四半期にプラス成長を記録した。第1四半期の初めに、フランスでは、年金改革に関連する全国ストと中国に輸出している顧客からの需要の減少の影響を受けた。この低下は、3月中旬以降、Covid-19の影響によりさらに顕著となった。北欧と東欧は、フードジャーとミネラルウォーター市場に活発な動きがあった。ドイツ、ウクライナ、ロシアは、良好だった。会長兼CEOのミシェル・ジアヌッチ（Michel Giannuzzi）氏は「Covid-19の危機が次の四半期と2020年の業績に大きな影響を与えることは避けられませんが、私たちの財務力と弾力性のあるプロファイルにより、平静に状況に対処することができます」とコメントした。

出典：FEVE NEWS FN493-05-20

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上記の同社ウェブサイトから業績報告PDFを参照すると、初めての経験だが、米国、カナダ、オーストラリア及び日本の在住者には法的制限がありアクセスできないとの警告表示が出てダウンロードできない。このため代替として以下を参照ください。

5. ヴィドララ社2020年第1四半期業績

ヴィドララ社の2020年の最初の3か月間の売上高は2.437億ユーロ（約283億円：116円換算）で、前年比1.4％増だった。 営業利益– EBITDA –は、昨年より4.7％増加し、5,990万ユーロ（約69億円）だった。

出典：FEVE NEWS FN493-05-20（元出所：vidrala.com）

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