2022年08月22日
海外情報(2022年8月分)
1. メキシコ ヴィトロ社がエジプトに新工場を計画
ヴィトロ社(Vitro)は400百万米ドル(約540億円;135円換算)を投資して、板ガラス工場(350,000m2)とびん工場(150,000m2)の二つを新たにエジプトに建設することをエジプトの投資・フリーゾーン(Investment and Free Zones)当局と交渉している。もし認可されれば、1,500人の雇用が生まれる。製品はその殆どが輸出される。
出所:glass-international.com
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2. O-I社、メキシコとアンデス共同体の需要で売上増
O-Iはメキシコ、南米および南西ヨーロッパでの需要が増加しているために、売上増を報告した。第2四半期の出荷量は1%増加し、これは昨年比18%増となる。ブラジルのビール部門の50%がワンウェイおよびリターナブルガラスびんとなっていると報告している。
出所:glass-international.com
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3. ヴィトロ社ウィチタ工場で生地洩れ事故
板ガラスを生産しているヴィトロ社ウィチタ工場(Wichita Falls;テキサス州)で、8月7日生地洩れ事故があり、6名の従業員が病院に運ばれた。この内5名は同日中に退院している。残る1名は経過観察中。この事故での生産中断はなく、出荷にも影響は無い模様。
出所:glass-international.com
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4. ゲレシュハイマー社が米国で設備投資
ゲレシュハイマー社(Gerresheimer)は、94百万米ドル(約127億円;135円換算)を北カロライナ州でバイアルびんを生産しているモーガントン工場(Morganton)に投資し、新しい生産ラインを設置する。これにより、ゲレシュハイマー社は米国でのバイアルびん供給能力が強化される。この投資計画は、アメリカ生物医学先端研究開発局(BARD ; Biomedical Advanced Research and Development Authority)の財政支援を受けて行うもので、同開発局が最大で約66百万ドル(約89億円)の支援を行う。
出所:glass-international.com
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5. O-I社がケンタッキー州に新工場建設
O-I社は、消費者の持続可能な容器に向かう傾向を受けて、ケンタッキー州のボウリンググリーン(Bowling Green)に新工場を建設する。投資額は最大240百万ドル(約324億円)を予定していて、同社が革新的とするMAGMA技術(Modular Advanced Glass Manufacturing Asset;モジュラー型高度生産方式)を、当初より導入する最初の工場となる。同工場は持続的ガラス生産の新しい標準となることを目指しており、再生可能電力、酸素-ガス燃焼、そのたの革新的解決策を取り入れる。O-Iは、これによってガラスびんを、消費者、得意先そして環境面から最も競争力のある選択肢とする、としている。
出所:gpi.org
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