2025年03月31日
海外情報(2025年3月分)
1. ヴェラリア社2024年の業績
2024年も販売量が圧迫(2023年比▲1.3%)されているにもかかわらず、堅調な収益性を維持。
2024年収益: | 34億5,600万ユーロ(約5,700億円:165円換算) 2023年比▲11.5%減少 |
調整後EBITDA: | 8億4,250万ユーロ(約1,390億円) 2023年:11億800万ユーロ |
調整後EBITDAマージン: | 24.4% 2023年:4% |
脱炭素化アクション: | 2024年スコープ1および2のCO2排出量 2023年比 ▲9.4%削減 2019年比 ▲23.7% SBTiイニシアチブによって検証された2030年の目標に沿って削減 |
出所: verallia.com
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2. ヴィドララ社2024年業績
2024年売上高: | 15億8,830万ユーロ(約2,620億円) 昨年比 +0.2% |
営業利益EBITDA: | 4億5,400万ユーロ(約749億円)営業利益率28.6% |
2024年12月31日時点純負債: | 2億4,830万ユーロ(約410億円)に減少 |
出所: glassonline.com
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同社の決算書については以下のURLを参照ください。
3. ゲルスハイマー社2024年業績
Gerresheimerは堅調な業績を達成し、2024会計年度も引き続き利益を上げた。
全体売上高: | 20億3,590万ユーロ(約3,359億円) 2023年:19億9,050万ユーロ |
調整後EBITDA: | 4億1,940万ユーロ(約691億円) 2023年:4億450万ユーロ |
本業(びん)売上高: | 前年比 +2.9% |
調整後EBITDA: | +4.1% |
調整後EBITDAマージン: | 20.6% 2023年:20.3% |
Bormioli Pharmaは、2025会計年度からのグループの収益と調整後EBITDAに大きく貢献し、Gerresheimerグループへの統合は順調に進んでいます。
出所: glassonline.com
記事詳細は以下のURLを参照ください。
決算書などは以下のURLを参照ください。
訳者注: | 各社業績は堅調の様子だが、他のニュースソースは全体としてみると2024年は厳しい年であったとしており、必ずしも楽観できる状況ではないようだ。 |
4. O-I社がリンデ社のオプティメルトを導入
3月25日 グラスオンラインは、O-I社がドイツのホルミンデン工場(Holzminden)にリンデ社(Linde)のオプティメルトTMTCR技術(Thermochemical Regenerator:熱化学蓄熱室)を導入すると報じた。この技術によって燃料消費量および燃料起因のスコープ1二酸化炭素排出量が大きく削減されると予測されている。
更にO-I社は同工場にヴィトロンR(VITRON)PSA型酸素製造装置を設置し、酸素を安定的に供給するように依頼した。
出所: glassonline.com
記事詳細は以下のURLを参照ください。
訳者注: | オプティメルトはリンデ社の特許技術で、排ガスから廃熱を回収し、天然ガスを余熱・改質する。また、水素、天然ガス・水素混合燃料にも対応とされている。ただ、この技術によって溶解燃料消費量が約30%削減としているが、同社サイトでは酸素バーナとの組み合わせが前提のような記事も掲載されていることから、余熱単独での削減は10%程度ではないかと推測。 リンデ社のオプティメルトについては以下のURLを参照ください。 ヴィトロンRについては以下のURLを参照ください。 |
5. ガラスの3Dプリンター
3月21日 グラスオンラインは、スペインのヴィーゴ大学(Vigo university)で実施されているレーザを使ったガラスのリサイクリングについて報じた。これはエヴァーグラスプロジェクト(EVERGLASS)と呼ばれるもので、レーザを使用すると簡単に高温が得られる事を利用して様々なガラス種のリサイクルを促進するプロジェクトで3年目に入っており、EU(ホライゾンヨーロッパ:Horizon Eeurope)から資金を得て活動している。廃棄されたガラスを収集し、粉末にしてレーザで溶かして形を形成するというもので、レーザ3Dプリンターとも呼べるものを開発している。
出所: glassonline.com
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動画は以下のURLを参照ください。
エヴァーグラスプロジェクトについては以下のURLを参照ください。
訳者注: | 動画を見るとまだまだ研究開発段階で、透明なものを形づくれていないようだが、将来、アクリル等で製作している形状モデルをガラスで作った形状モデルに置き換えることができるようになるのではと期待している。 |