2008年10月23日
「ガラスびん」の利用に関する消費者調査結果(2008年1月実施)
日本ガラスびん協会では、一般生活者の「ガラスびん」の利用状況やイメージ、評価、潜在需要ニーズ等を分析し、「ガラスびん」利用促進における今後のプロモーション戦略の参考資料とする為、インターネットコミュニティ「MyVoice」のモニター1022名を対象としたWebアンケート調査を実施しました。また、2002年に実施した同様の調査との比較を行っております。
主な調査項目は以下の通りです。
1)ガラスびん入り商品の購入状況、購入意向
◆購入頻度は、減少傾向
ガラスびん入り商品の購入頻度は、「変わらない」が7割弱を占め、「減った」は3割弱。「増えた」は3%程度。減った割合が増えた割合より多く、購入頻度は減少の傾向がみられる。また、ガラスびん入り商品が増えてほしい度合いも、2002年調査に比べ減少傾向。
2)ガラスびん入り商品の魅力、イメージ
◆ガラスびんの強みは、「高級」「保存力が高い」「おいしそう」「おしゃれ」
ガラスびん入り商品のイメージは、「高級」「保存力が高い」「おいしそう」「おしゃれ」などが上位で、他 容器に比べても高く、ガラスびんの強みとなっている。
3)ガラスびんに関する事柄の認知、魅力度
◆ガラスびんの環境優位性の認知は、特に若年層で弱い
ガラスびんの環境優位性の認知は若年層で低い傾向がみられ、ガラスびんの環境優位性が特に若年層に伝わっていない様子がうかがえる。
4)環境に対する意識
◆ガラスびんの環境にやさしいイメージが減少
環境にやさしいと思う容器は、2002年調査ではガラスびんがトップであったが、今回調査では比率が10.9ポイント減少し、紙容器と同程度となった。
5)食品の安全性に対する意識
◆ガラスびんは、食品が入っていて不安を感じない
食品が入っていて不安に感じたことがある容器として、ガラスびん以外の容器は各1~2割程度みられるのに対し、ガラスびんは2%程度と低い。他容器について不安に感じた主な内容は「物質が溶け出しそう」であり、このような不安を感じないことが、ガラスびんの強みといえる。
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