2019年08月05日

海外情報(2019年7月分)

1. EUの2018年出荷動向

 7月2日 FEVEは会員各社より報告された2018年生産量の集計結果を報告した。それによると、 FEVE会員各社総計のガラスびん生産量は2017年の水準から21.7千トン(1%)増加し、21,755千トン、本数はほぼ横ばいの約78,662百万本だった。そして、ガラスびんは、これまで以上にスピリッツ、ワイン、ビールの主要な包装材料となっていて、食品、水、乳製品の分野でますますシェアを拡大していると報告している。またトン数的にはヨーロッパで二番目に主要な包装材料と報告している。

出典:FEVE

訳者注:出荷推移グラフなど記事詳細は以下のURLを参照ください。

2. グラスサービス(GS)社セミナー

 2019年5月22日〜23日に、GS社がスロバキア国境近くにあるチェコのヴェルケー・カルロヴィチェ(Velke Karlovice)という保護景観地区にあるホテルで、第15回炉設計-操作とプロセスシミュレーション―に関する国際セミナーを開催した。セミナーには日本を含む25カ国から150名が出席した。このセミナーと併せて、5月21日には、40人のガラス専門家が出席したICG技術委員会15および21会議の他GSガラス炉モデル(GFM)ユーザー会議が開催された。セミナーではJohns Manville社、Owens Corning社、AGC社、SEFPRO社、FIC UK社、その他いくつかの企業からの支援もあった。次回は2021年6月16-17日に開催の予定。

出典:GlassOnline

訳者注:この時の参加者集合写真や記事詳細は以下のURLを参照ください。

3. 米国コロラド州で新たなリサイクルの取り組みが始まる

 エンドオブウエイスト財団(End of Waste Foundation:EOW)とロッキーマウンテンボトルカンパニー社(RMBC:Rocky Mountain Bottle Company)はパートナーシップを締結した。RMBC社は、EOW財団のプログラムに参加しているカレット処理業者のモメンタムリサイクリング社コロラド工場よりカレット供給を受けることで、コロラド州でのガラスリサイクルの循環型閉鎖ループを確実なものとした。コロラド州内で収集された廃棄ガラスは、モメンタム社で処理されRMBC社に送られ、MillerCoors社のガラスびんに再生される。

出典:Glass International

訳者注:記事詳細は以下のURLを参照ください。

RMBC LLC社のウエブサイトが見当たらないが、同社にはミラークアーズ(MillerCoors)社とO-I社が出資しており、生産されたびんは同社が所在するウィートリッジ(Wheat Ridge)にあるミラークアーズ社のビール充填工場に供給される。EOW財団は循環経済の推進を目的とする財団でリサイクルシステムのトレーサビリティーと透明性を上げることが目標となっている。同財団については以下のURLを参照ください。

モメンタムリサイクリング社については以下のURLを参照ください。