2022年04月15日

Eコマースと自治体回収システムを融合させた、新たなガラスびんリユースモデルを構築する実証事業を開始!

報道関係者様各位

~リターナブルびんの価値を再定義する新たな取り組み~
地域循環共生圏での官民連携によるサーキュラーエコノミー

Eコマースと自治体回収システムを融合させた、
新たなガラスびんリユースモデルを構築する実証事業を開始!

【販売開始】4/15(金)~
リターナブルびん入り ミネラルウォーター「足柄聖河」を東京都23区でEC販売

 日本ガラスびん協会(東京都新宿区)は、リターナブルびんに関わる、4者(ガラスびん3R促進協議会、東京壜容器協同組合、びんリユース推進全国協議会、富士ボトリング株式会社)と連携して、Eコマースと自治体回収システムを融合させた、新たなガラスびんリユースモデルを構築するための実証事業を開始いたします。
今回のテーマ商品に、富士ボトリング株式会社が自社の初ブランドとして発売した、「足柄聖河」(リターナブルびん入りミネラルウォーター)を採用し、Eコマースを通じて東京23区限定で、4/15(金)より販売を開始します。

足柄聖河ブランドサイト:https://fujibottling.co.jp/ashigaraseiga/
足柄聖河ECサイト:https://ashigara.base.shop/

本実証事業における背景

持続可能な社会を目指す中で、環境負荷の観点からも、リターナブルびんを再評価する機運が高まっています。リターナブルびんは、100年以上の歴史を持つ我が国独自のリユースの仕組みがあり、一升びん、ビールびん、牛乳びんなどが、リターナブルびんとして繰り返し使われてきています。
消費者のライフスタイルや流通の変化もあり使い捨て容器が主流の中、リターナブルびんは、環境にやさしい容器として、見直されています。
今回の活動は、自治体資源回収の画期的な仕組みとして、機能している『東京システム21』と連携し、 COの削減、廃棄物の削減、資源の有効活用など、様々な効果を発揮する、リターナブルびんを復活させることにより社会貢献を目指す実証事業です。
行政・関係団体・事業者が連携し、実現した地域循環共生圏でのサーキュラーエコノミーの先進的な取り組みであり、リターナブルびんの価値と機会を創出するモデル事業として機能させたいと考えています。

<東京システム21について>

新たな資源・エネルギーを無駄にしない社会システムです。 21世紀に向けて社会的費用負担の低い、リユース・リサイクルシステムを自治体に提案しました。持続的な資源循環型社会の構築に資することを目的とした取り組みです。
昔から広く行われてきたガラスびんリユース・リサイクルのやり方を、現在の状況を見据えながらもう一度基本に戻って、考えて実践してみようという試みです。

東京で飲まれた、足柄聖河が足柄へ戻る仕組み

今回の取り組みによって、東京で飲まれた足柄聖河がきちんと足柄に戻る仕組みが構築できました。
東京都23区にお住まいの方は、足柄聖河のECサイトを通じて購入いただき、飲み終わったガラスびんは資源物として排出していただくことができます。

足柄エリアと都心との輸送距離は約80km。輸送距離100km圏内のリターナブルびんの環境優位性は、温室効果ガス削減の観点からも、群を抜いています。

足柄聖河を購入する。それはいつもどおりの日々の中で、環境保全、カーボンニュートラルに自然とつながる選択肢です。

足柄聖河ブランドサイト:https://fujibottling.co.jp/ashigaraseiga/
足柄聖河ECサイト:https://ashigara.base.shop/

足柄聖河について

足柄聖河は、箱根山丹沢山麓に囲まれた足柄の地に聖なる河として、守られてきた名水を使用しています。そのクリアでまろやかな口当たりは古来より多くの人に親しまれ、疲れた旅人の喉を潤してきました。 その名水をリターナブルびんに詰めることで、ガラスびん特有の造形美から高級感を演出できるだけでなく、容器の素材による着香を防ぎ、常に新鮮な風味を味わうことができるのが特徴です。 さらに、最高峰の食品国際基準であるFSSC22000V5で管理された リターナブルびんミネラルウォーター設備を有する国内唯一の工場から「足柄聖河」をお届けいたします。

本事業 関連団体・企業

●日本ガラスびん協会

名称:日本ガラスびん協会
会長:山村幸治
住所:東京都新宿区百人町3-21-16 日本ガラス工業センター3F
目的:ガラスびん製品の利用啓発並びに利用情報の収集及び提供等を実施
ホームページ:http://www.glassbottle.org/
Facebook:https://www.facebook.com/binmusume.binkyo
Twitter:https://twitter.com/glassbottleorg
Instagram:https://www.instagram.com/glassbottleorg/

●ガラスびん3R促進協議会

名称:ガラスびん3R促進協議会
会長:山村幸治
住所:東京都新宿区百人町3-21-16 日本ガラス工業センター1F
目的:ガラスびんの3R(リデュース、リユース、リサイクル)を一層効率的に推進するために必要な事業を広範に行うことにより、資源循環型社会の構築に寄与することを目的とします。
ホームページ:https://www.glass-3r.jp/

●東京壜容器協同組合

所在地:東京都中央区新川1-3-7 六甲第2ビル
理事長:今井明彦(全国びん商連合会会長・株式会社六甲代表取締役社長)
ホームページ:http://tobin-kumiai.com/

●びんリユース推進全国協議会

所在地:東京都港区元赤坂1-1-18 渡林元赤坂ビル7F
代表:安井 至(東京大学 名誉教授、バックキャストテクノロジー研究所 エグゼクティブ・ フェロー)
ホームページ:http://www.bin-reuse.jp/

●富士ボトリング株式会社

所在地:神奈川県足柄上郡大井町西大井 901
代表取締役:山崎和彦
事業内容:清涼飲料水受託製造
ホームページ:https://fujibottling.co.jp/