2002年10月23日
「ガラスびん」の利用に関する消費者調査結果(2002年1月実施)
日本ガラスびん協会では、一般生活者の「ガラスびん」の利用状況やイメージ、評価、潜在需要ニーズ等を分析し、「ガラスびん」利用促進における今後のプロモーション戦略の参考資料とする為、インターネットコミュニティ「MyVoice」のモニター2,500名を対象としたWebアンケート調査を実施しました。
主な調査項目は以下の通りです。
1)ガラスびん入り商品の購入頻度の変化
◆購入頻度は、減少傾向
ガラスびん入り商品の購入頻度について、以前よりも「増えた」という人は3%、「減った」は24%で、減った人の方が多くなっています。「変わらない」は73%と、全体の約4分の3を占めます。
2)ガラスびん入り商品の魅力、イメージ
◆ガラスびんの強みは、「高級」「保存力が高い」「おいしそう」「おしゃれ」
ガラスびんに対するイメージをみると、「高級」「おいしそう」「保存力が高い」などが7割以上と他の容器を大きく上回っており、これらの点で評価されていることがわかります。
3)ガラスびん入り商品のよい点
◆「味や匂いが移らない」で70%
最も多かったのは、「味や匂いが移らない」で70%、以下、「変質しにくい」「中身が見える」「密閉性が高い」など、保存力の高さや機能性関する項目がそれぞれ5~6割にのぼります。これらに次いで「リサイクルできる」が50%と約半数、「空き容器を再利用できる」が40%であり、環境にやさしい点も評価されています。
4)環境に対する意識
◆ガラスびんには環境にやさしいイメージがある
『環境にやさしい』と思う容器を複数あげてもらったところ、「ガラスびん」が最も多く、65%でした。以下、「紙容器」が51%、「アルミ缶」が37%と続きます。
5)ガラスびん入り商品が増えてほしい?
◆増えてほしいという意見は6割近く
今後、ガラスびん入りの商品が増えてほしいと思うかをたずねたところ、「そう思う」が14%、「どちらかといえばそう思う」が43%で、これらをあわせると、増えてほしいという意見は6割近くです。ガラスびん入りの商品が増えてほしい理由に、「リサイクルできる」、「ゴミが減る」、「環境にやさしい・地球にやさしい」、「健康によさそう」、等の意見がありました。
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