2006年09月01日
海外情報(2006年9月分)
生産量の増加 |
ガラスびん生産量は、下記の通り5年間で38億本(68%)増加した。 2005年 94億本 2000年 56 〃 (Feve news June '06-Glass May '06) この生産量の増加は、ロシア経済が重油・天然ガス価格の高騰の恩恵を受け、活況を呈し消費水準が上昇しているため、ガラスびん需要も旺盛になっていることを反映している。特にアルコール飲料の消費では、若者層を中心に、ウォッカからビール等低アルコール飲料に移行する傾向が顕著であるために、ガラスびん需要に好影響を与えているものと思われる。
注) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
企業の増産対策 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1)Pokrov Glass社 増設 2)ZAO Yelizovo社 新窯始動 2)Russteklo社 シベリア(最西部)に新工場を計画 |
2006年1~6月 17,772百万本(前年比100.1%) 2005年1~6月 17,750 〃 (US CENSUSBUREAU による) 米国ガラスびん市場も、中身の消費が前項に表示したビールの消費停滞に見られるように、全体として伸びが期待されない中、他素材容器との競合が一層厳しくなっている。 |