2009年03月01日
海外情報(2009年3月分)
1. Feve NEWSLETTER(Fevenewsが改題された)Jan.'09より
Feve会長からのコミュニケーション
我々は従来ホームページで、
"Friends of Glass(ガラスびんの友人になって下さい)"
の運動を展開してきたが、新たに、最終消費者向けの宣伝を強化するために、
"Glass-the clear choice(ガラスびん-賢明な選択)"
を表題に選んだ。
手始めに、欧州消費者6,000人を対象にガラスびんに対する信頼理由を調査した。その結果、「最も容易にリサイクルできる素材である」「中身商品と相互 に作用しない安心安全の素材である」との回答があった。この消費者が抱いているガラスびんに対する積極的イメージをキーメッセージにしたいと考える。
この運動はthe FEVE Promotional Working Group(促進ワーキンググループ)のリーダーシップの下に、「ガラスびん選択週間」など促進活動を展開して行う。
理事会も一致してこの消費者態度に影響を与えようとする運動を支持している。
(Feve NEWSLETTER Jan.'09)
ガラスびん業界でも減産が始まるか?
売上高は、前年同期間比6.6%増の189.3百万ユーロ、粗利益は8.7%増の50.5百万ユーロを達成したことを公表した。
(Feve news Nov.'08-wwwglassonline com -12 Nov.'08)
オランダ Ardagh社 2009年新窯稼動
(1)O-I社:les Vosges(フランス東北部)工場の窯ストップ
この工場は主にKronenbourg社へビールびんを供給している。その需要が減少したため窯を停止した。Les Echos紙は停止は3月までと報じている。また、the Daily紙によれば、これは世界的リストラの一環とのこと。
(Feve NEWSLETTER Jan.'09- Emballage Digest)
(2)Sait-Gobain社:the Firestones Parkway(米国オハイオ州)工場の1号窯停止
この窯は2008年11月末に停止され、従業員は一時的にレイオフされた。彼らは2009年初には在庫が調整されて復帰できると期待している。
会社の広報担当マネージャーは、米国と世界の金融危機がすべての需要分野に影響してきている。会社はこの危機を克服するため努力しているが、困難な状況下 にあると述べている。
(Feve NEWSLETTER Jan.'09- www.glassonweb.com)
その他のニュース
(1)Vitro社:成長している市場、中央アメリカ・カリブ海地域のビジネス強化
当社は、メキシコ本拠のグローバル・ガラス会社である。上記の地域で最大シェアを持つパナマのComegua社に資本参加することが決まった。
(Feve NEWSLETTER Jan.'09- www.glassonweb.com)
(2)Sait-Gobain社:ガラスびん部門の売却を延期
当社の専務(Chief Executive)は、現在の金融危機の中で、購入先が融資を受けることが困難と考え、部門の売却を延期することとした。しかし、売却の意向を放棄したわけではないと述べた。
(Feve NEWSLETTER Jan.'09- Press Release 08.12.16)