デポジット令・その後の動き? 対象品目、ワイン・ジュースへ拡大 |
議論の多いデポジット令の適用対象が、ワインびんとジュースカートンへ拡大する可能性が環境省のスポークスマンによって2004年2月16日に表明された。理由はリターナブル率の目標72%に達していないことで2005年1月1日よりの適用の可能性が大きい。
( Feve news ,Frankfurter Allegemeine(D)
17 Feb.'04より引用)
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デポジット令・その後の動き? 連邦議会上院に強制デポジット法を廃止の動き |
保守系が優位にある州では、ワンウェイ容器に対する強制デポジットを廃止したいと考えている。Hesse州からの提案が3月12日に上院特別委員会に付託された。Hesse州の提案の内容は、飲料容器の90%以上がリターナブルか、リサイクルされなければならない。この内、リターナブルは60%を下回ってはならない(現行は72%)。このレベルを下回った場合には、1リットル当り10セント(約14円)のワンウェイ割増金を課する、というものである。
(Feve news, Frankfurter Allgemeine (D)13Mar.'04より引用)
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ビール消費は夏には回復 |
ドイツ連邦統計局によればビールの消費量は2003年前半(1~6月)5,140kl、前年同期比4.1%減少した(デポジットによる混乱も影響したと言われた)。しかし、夏季(7~9月)には2,960千klと、ほぼ前年並まで回復した。
(Feve news,Euwid Verpackung(D)4Aug.'03&
Frankfurter Allgemeine(D)31Oct.'03より引用)
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Rexam Group 3ライン閉鎖 |
Rexam
GroupはNienburger GlasとLuner Glasを併合したが、その時点でドイツ市場における製造能力の削減を表明していた。この程3ラインを閉鎖し、Rexam
Groupの能力を10%削減し100万トンにすることを決定した(3ラインの内訳は、茶ワンウェイビール1ライン、白ジュース2ライン)。RexamのCEOは、この決定時期はデポジットの導入によって加速されたと述べた。
(Feve news, Euwid Verpackung 21Jul.'03より引用)
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Coke, PET 0.5リットルのリターナブルボトル導入 |
Amcor
PET社は、コカコーラ社と新PET 0.5リットルのリターナブルボトルを製造供給する契約を結んだ。これは新しいデポジット法に対するコカコーラ社の対応で、ガラスびんや缶に代わる容器になることが推測される。2003年の終りまでに、12本入りのプラスチックケースで、スーパー等において流通し、2年間で1億本以上がプールされるだろう。
(Feve news, Euwid Verpackung 18Aug.'03より引用)
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消費者調査----缶・プラスチック入りビールを拒否 |
ベルリンにある調査会社、Usuma
GmbHのビール容器の好みに関する消費者調査の結果は、ガラスびん91.2%、プラスチック3.1%、缶1.8%
(回答者1041名)だと発表した。
(Feve news, Euwid Verpackung 7Jul.'03より引用) |