2009年01月01日

日本ガラスびん協会 研修会に参加して

日本山村硝子株式会社 品質保証部
大河内 侑


11月21日~22日の2日間にわたり、滋賀県大津市のKKRホテルびわこにて行われた日本ガラスびん協会研修会に参加致しました。当日はあいにくの天気で風の冷たい1日でしたが、琵琶湖の大きさを感じる景色が一望できるセミナーハウスでの研修でした。

石塚硝子(株)、磯矢硝子工業(株)、第一硝子(株)、東洋ガラス(株)、日本耐酸壜工業(株)、日本山村硝子(株)の6社から集まった計18名で研修を受けました。自己紹介では、仕事内容・勤務年数など様々な方が参加されていることがわかりました。

初めに小川専務理事より協会組織の説明、国内外のガラスびん業界の現況についての講義がありました。「業界は非常に厳しい状態であるけれども、作っている側が元気を出さないといけない」というお話が非常に印象に残っています。
引き続いて、キリンビール株式会社小田朝巳様より「私が会社から学んだ事(教わった事)」についてご講義頂きました。会社での経験をお話頂くなかで、「知っている≠わかる、自分でできる、理解する」であると思うという話に強く感銘を受けました。また「今の仕事の中でやりたいもの(夢)は何ですか?」との問いかけがありました。私は仕事でどんなことがやりたいのだろうかと改めて考える機会になりました。

懇親会では、初めてお会いする方々でしたが、現場での事や日々の業務で思うことなど共通の話題も多くて会話が弾み、楽しい時間となりました。お酒も入り、一気に打ち解けることができたと思います。
2日目の午前中はグループ別討議を行い、午後の発表に向けての作業を行いました。私のグループでは「リサイクルへの提案」について討議しました。リサイクルをもっと身近に感じてもらうために、①スーパーにびんの回収ボックスを設置してもらう、②キャップを外す機械を設置するなどおもしろさを持たせる、③ポイントが貰えるなどの特典をつけるなどの意見が挙がりました。他のグループでも皆、「世間にガラスびんを増やしたい」という共通の思いがあることを改めて感じ、その中で出される様々な意見は参考になるものばかりでした。ゆるキャラでガラスびんを宣伝するという意見は実現すれば本当に面白いなと思いました。

短い期間でしたが、同業他社の方々と話をすることができ、また仕事への取り組み方についても刺激を受け、非常によい経験ができたと思います。

日本ガラスびん研修会に参加して