2005年12月01日

日本ガラスびん協会 研修会に参加して

  日本ガラスびん協会 研修会に参加して東洋ガラス株式会社川崎工場生産課 脇田延彦
 
今秋一番の晴天に恵まれた11月13日~14日、私は、日本ガラスびん協会研修会に参加しました。
研修自体は箱根強羅の老人福祉センターやまなみ荘で行われ、宿泊は拓殖大学箱根保養センターにお世話になりました。
ちょうど紅葉の季節で、しかもお天気にも恵まれ、この秋一番の見物客でごった返す箱根登山鉄道でギュウギュウに押しつぶされ、やっとの思いでやまなみ荘にたどり着きました。
 

石塚硝子(株)、第一硝子(株)、日本耐酸壜工業(株)、日本山村硝子(株)、東洋ガラス(株)、本年度より参加される磯矢硝子工業(株)の6社から集まった計18名で、緊張感とやっとたどり着いた安堵感の中、研修は始まりました。
協会の組織や活動内容などの説明に加えて、ネスレジャパンホールディング株式会社で品証部長をしておられた藤井先生より顧客満足に関する講義を受けました。日ごろ、製造に携わり、お得意様と接することのない私には、ガラスびんを使う立場にたって考えた品質管理の有り方など勉強になることがたくさんありました。

 
難しい講義の後には、待ちに待った懇親会です。初対面のメンバーでしたが、お酒の効果も相まって、次第に話は弾み、時のたつのも忘れ、大いに盛り上がりました。
 
さて、2日目は、夜の懇親会の成果なのか、メンバーが適当に打ち解けたところで、3つのグループに分かれて、個別テーマを討論し、その結果を代表者が発表することとなりました。
このグループは、各社1名ずつでの構成されていましたが、いざ討論が始まると、ガラスびんの優位性(ガラスびんは、重くて割れやすいと敬遠されがちだが、ガラスびんの持つ、内容物へ影響を及ぼさない安全性や、リサイクルによって何度も生まれ変わる環境への配慮及び、安全性)を大衆に広く伝えたいという点で、会社間を越えてのメンバーの熱い思いが感じられ、ガラスびんに携わる仕事をする喜びを再認識できたように思いました。

短い研修でしたが、同業他社の方と意見交換できる貴重な研修だったと思います。

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