2009年11月18日

広報委員会にて能登島ガラス美術館を見学しました

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2009年9月8日(火)に、日本ガラスびん協会 広報委員会にて石川県七尾市の能登島ガラス美術館で開催されている企画展「ガラスびん展-時代をうつすガラスたち-」(現在は終了)を見学いたしました。東京 中野にボトルシヰアターというびんの博物館があります。びん研究家 庄司太一氏が30年間かけて収集した約7万点のガラスびんが展示されています。今回の企画展は、庄司氏の協力を得、コレクションの中から、特に古いもの250点を展示、びんを見ながら、日本におけるガラスびん製造の歴史がわかるようになっています。

時代の移り変わりとともに、びんの内容物も変化を続けています。
目薬や機械用油なども当時はびんに入っており、経済活動・流通活動とともにガラスびんがあったことが伺えます。

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また、当時は現在ほど大量生産が進んでいなかったことが、逆にさまざまなデザインを可能にしており、今、私たちが目にしても古さを感じさせないデザインの商品が多いことに驚かされました。
デザイン性の良さは、他のさまざまな容器と比べても、ガラスびんが特に秀でた特徴であり、それを活かした高付加価値製品を生み出していくことが、これからの私たちガラスびんメーカーおよび日本ガラスびん協会の使命であると、強く実感した展示会でした。

■能登島ガラス美術館とは・・・

石川県七尾市にある、公立では日本国内唯一のガラス工芸を展示する美術館です。ピカソやシャガールの原案によるガラス彫刻や中国清朝ガラスなどが展示されているほか、約300点の現代ガラスアートの作品を収蔵・展示しています。また、14点の大きなガラスのオブジェを設置した屋外庭園を散策することもできます。

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〒926-0211
石川県七尾市能登島向田町125部10番地
TEL 0767-84-1175 FAX 0767-84-1129