2005年02月01日

2004年ガラスびんの出荷状況について

2004年ガラスびんの出荷状況 (上段 : 本数(1000本) / 下段 : トン数)

用途 2003年 2004年 前年(%)
薬品・ドリンク 2,425,610 2,290,051 94.4
262,084 240,155 91.6
化粧品 90,159 91,550 101.5
7,602 7,915 104.1
食料・調味料 1,950,458 1,926,587 98.8
372,367 369,980 99.4
牛乳 144,189 139,949 97.1
29,011 28,037 96.6
清酒1.8リットル 66,018 68,935 104.4
62,851 65,634 104.4
清酒(中・小) 505,153 517,799 102.5
130,673 140,777 107.7
ビール 103,545 120,430 116.3
42,545 50,521 118.7
洋雑酒 400,579 401,929 100.3
176,942 175,007 98.9
飲料 1,657,553 1,641,957 99.1
302,357 299,721 99.1
輸出 - - -
- - -
合計 7,343,264 7,199,187 98.0
1,386,432 1,377,747 99.4

※1 正会員(5社)のみの数字です。
※2 「飲料」には飲料ドリンクが含まれています。

この出荷状況から、1990年代初めより続いてきた需要の下降トレンドに歯止めがかかったと見ている。
用途別の特徴は、アルコール飲料びんが増加して、全体の下降トレンドを止めた点にある。清酒、焼酎、洋酒類、ビールの高級新製品にガラスびんが多く採用された結果と感謝している。
欧米諸国のガラスびん出荷量はわが国と隔絶して高い水準にあることは、"gob"等で説明してきた。その出荷量に占めるアルコール飲料びんの構成比が60%前後と著しく高いことも共通している。わが国では昨年上記のように伸長したとは言え、その構成比は31%に過ぎない。
業界として、拡売の主ターゲットをアルコール飲料におき、ガラスびんの高級、デラックスなイメージを商品化計画に利用して戴けるようにお願いして行きたいと考えている。
2005年は、何としても久しぶりの出荷増を記録して記念の年としたい。勿論楽観が許されず、企業努力を尽くして、お得意先様のニーズに応え得る製品の提供が必要なことを痛感している。

お得意先様を始め関係先様の一層のご指導、ご支援をお願い申し上げます。