2006年02月01日

2005年ガラスびんの出荷状況について

2005年ガラスびんの出荷状況 (上段 : 本数(1000本) / 下段 : トン数)

用途 2004年 2005年 前年(%)
薬品・ドリンク 2,290,051 2,321,283 101.4
240,155 241,111 100.4
化粧品 91,550 97,045 106.0
7,915 8,866 112.0
食料・調味料 1,926,587 1,931,768 100.3
369,980 367,310 99.3
牛乳 139,949 143,579 102.6
28,037 26,476 94.4
清酒1.8リットル 68,935 65,974 95.7
65,634 62,834 95.7
清酒(中・小) 517,799 507,996 98.1
140,777 136,532 97.0
ビール 120,430 105,898 87.9
50,521 43,870 86.8
洋雑酒 401,929 394,467 98.1
175,007 165,850 94.8
飲料 1,641,957 1,537,263 93.6
299,721 279,651 93.3
輸出 - - -
- - -
合計 7,199,187 7,105,273 98.7
1,377,747 1,332,500 96.7

※1 正会員(5社)のみの数字です。
※2 「飲料」には飲料ドリンクが含まれています。

2005年の出荷状況は上表の通りである。

当年は9月に磯矢硝子工業株式会社が正会員に新加入し、久しぶりに正会員が増加した記念すべき年であった。
このことも含み出荷量の前年比増加を期待したが実現できなかった。用途別内訳が示す通り、アルコール飲料向けの不振が主因である。品質・健康重視から、ワ イン等で国産への回帰、カップ酒人気など需要の将来に期待できる面も出てきたが、全体としてガラスびん入りの消費不振、特に2003年・2004年大幅に 増加した焼酎びんの減少が大きく響いた。
今、業界では、ガラスびんの環境に良い面を更に伸ばすため、3Rに力を注いでいる。中でも一番目に置かれているReduceを推進するため、ガラスびんの「軽量化」に技術面の企業努力を集中している。
このため、出荷統計ではトン数より本数が、より実態を現していると考える。2005年後半では前年比プラスの月が見られるようになった。この傾向が来年へ 伸びることを期待して、消費者、流通のニーズに応える製品の創造・開発・PRに企業・協会活動を展開したいと考えている。

お得意先様を始め、関係先様の一層のご指導、ご支援をお願い申し上げます。