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国際的に、またはEUレベルでガラスびん産業を代表する。業界協力をリードし、PR誌の発行、統計を行う。
EU(15ヶ国)は世界最大のガラスびん生産者である。EUガラスびん市場は国ごとに特色があり、年1~2%の成長を見せる。アルコール飲料が6割を占める。ガラスびん入り商品の輸出が多く、ガラスびん入りであることが世界市場で、アピールする力となっている。
問題点としては、他素材容器〔特にプラスチックとカートン(紙器)〕との競争が激化しており、EU及び国からの法規制も挙げられる。
競争においては、
● ブランドを売り込むツール、商品をdisplayで目立たせる。
● ガラスは内容物の品質を完全に保持する。健康・自然のイメージ。
● リサイクルに責任を持っている
この3点により、ガラスびんの良さをアピールしている。
EUガラスびん業界は、限られた数の巨大国際企業と特色を持つ中小企業が共存し、より高い生産性、より低いコストの実現を図り、得意先のビジネスをサポートするイノベイティブな製品の提供に努めている。 |
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ガラスびんのメリットの中で、リサイクルを推進し、最終処分量を減らしたことが、特筆される。1988年から1998年の間、ガラスびんの消費量が増加したが、リサイクル量が倍増したため、最終処分量は減少した。 |
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単位:百万トン |
年 |
1988 |
1998 |
ガラスびん消費量 |
11.3 |
13.9 |
ガラスびん最終処分量 |
7.6 |
6.3 |
ガラスびんリサイクル量 |
3.7 |
7.6 |
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