徹底した品質管理によって、パーフェクトなガラスびんが出来上がります。
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1.調合 ~原材料を適切な配合で混ぜます~
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主原料はけい砂、ソーダ灰、石灰石、カレットなどで副原料として、清澄剤、着・消色剤も使用されます。原料は、自動的に計量・混合され、溶解炉の上にあるホッパーに運ばれます。
2.溶解 ~1.600度以上の高熱で溶かします~
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調合された原料を一定量ずつ溶解炉に投入。炉内では、1,600℃まで加熱され、溶けたガラスになります。
3.形成 ~溶けたガラスを金型に入れ形を作ります~
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ゴブは、成形機の粗型に送り込まれ、まずびんの大まかな形がつくられます。次にそれを仕上型に移しかえ、圧縮空気を吹き込んで最終的な形状にふくらませます。ガラスびんのできるスピードは、ドリンクびんなら1分間に約400本にもなります。
4.徐冷 ~徐々に温度を下げます~
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製びん機から出たびんは急に冷やすと割れるので、徐冷炉でゆっくりと冷やされます。
5.検査 ~品質のよい製品を作るため検査しています~
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徐冷の済んだガラスびんは、検査工程へと進みます。
割れにつながるクラックや、欠けが無いか、また外見上の問題となるガラス生地内への陶磁器などの混入についても検査機と人間の目による目視で全数検査を行っています。
6.包装 ~異物が混入しないよう包装をして出荷します~
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びん詰め工場へ出荷するために、包装を行います。
ダンボールやポリケースへ箱詰めする場合もありますし、バルク包装という包材の量を減らした包装方法もあります。