大阪府 ~桜川サイダー

商品が生まれるまでを教えてください。

当社では、2005年頃から、炭酸飲料の技術革新に取り組んでおり、一流バーテンダーの方々を始め、多くの飲食店様に炭酸水「ノセミネラルソーダ」を使用して頂けるようになりました。昨今の地サイダーブームの中で、清酒の仕込み水に使用していた『桜川の名水』と当社の炭酸飲料製造技術をもとに、地域の名産品となりえる清涼飲料の開発を進め、2007年に『桜川サイダー』の製造販売を開始しました。

商品のこだわりはなんですか。

当社で、創業時より仕込用水として利用してきた『桜川の名水』を活かし、すっきりした味わいに仕上げました。また、炭酸飲料製造技術を活かし、きめ細やかで持続性の高い泡立ちを実現しています。製品化にあたっては、涼しげな青色瓶に、歴史を感じるレトロ感のあるラベルでパッケージングしました。ちなみに『桜川』は当社の清酒の銘柄として永く使っていた商標でもあります。

商品にガラスびんを使うこだわりはなんですか。

第一は、酒造メーカーでしたのでガラスびんの「通気性が低く、長期間品質を保持できる」という利点をよくわかっていたことということですね。さらに、消費者にアピールできる商品づくりを進める上で、デザインとの兼ね合いで高級感を演出できる点も大きなメリットです。また、リサイクル率が高く、環境に優しい点でも、現代の時流にあっていると考えます。 酒造メーカー時代の看板ブランドである「桜川」を関した新商品を開発する上で、容器には高級感、レトロ感を演出でき、デザイン性の高い素材を使用したかった。また、保存料 などを使わない清涼飲料なので、通気性の低さによる、品質保持能力の高さにも注目しました。今後、永く弊社を代表する商品であり続ける商品だと位置づけているので、リサイクル比率が高く、環境に優しい点も考慮しました。