銘酒誕生までの道のり
志太泉純米酒(300ml)が誕生した理由
10年余り前、消費者から、一升瓶でなく、お酒を少しずつ飲みたいという要望がありました。飲食店からも一升瓶だと開封して時間がたつと風味が落ちるので、飲みきりサイズの瓶がいいという声があり、300mlの瓶を手掛けるようになりました。また、瓶は何度も使えるというメリットがあります。300mlの瓶は大きさが手ごろで、冷蔵庫でちょっと冷やして飲むのにいいし、キャップを緩めて湯せんすると、徳利の代わりにもなります。
志太泉純米酒(300ml)が誕生した理由
10年余り前、消費者から、一升瓶でなく、お酒を少しずつ飲みたいという要望がありました。飲食店からも一升瓶だと開封して時間がたつと風味が落ちるので、飲みきりサイズの瓶がいいという声があり、300mlの瓶を手掛けるようになりました。また、瓶は何度も使えるというメリットがあります。300mlの瓶は大きさが手ごろで、冷蔵庫でちょっと冷やして飲むのにいいし、キャップを緩めて湯せんすると、徳利の代わりにもなります。
出荷前の生酒には通常2回の火入れをしますが、1回にしました。そのため、生酒ならではの風味がしっかりと残っています。冷酒、常温、ぬるめのお燗で楽しむのがお勧めです。酒米は高級な山田錦を100%使っているので、軟らかでまろやかな味です。一般的な清酒でも大吟醸、純米大吟醸と同様の丁寧な手作りで、割安に上質な味が楽しめます。また、幅広い料理に合うのが特徴で、焼きうどんやハンバーグなど日常のメニューに合う酒です。
改善されてきたものの、紙パックは酒に紙のにおいがついてしまいます。ガラスびんは酒に影響を与えず、酒蔵の味わいをそのまま伝えることができます。長期保存にも向いていると思いますし、他の容器にはない瓶ならではの趣きもいいですね。見た目もそうですが、注ぐときの独特の音が気に入っています。ガラスびんは長年にわたって使用してきた素材で安心感があり、リサイクルもしやすいので、採用しました。
志太泉酒造は明治15年以来、清流「瀬戸川」の伏流水を素材に地元に根差した酒を造り続けてきました。現在は、伝統的な能登杜氏の技法を受け継ぐとともに、契約栽培の酒米での純米吟醸造りに取り組み米の個性を酒に表現しようと試みております。静岡の酒らしく第一印象は爽やかに、その後、米の旨味が広がり、最後にキレのよい味わいを目指しております。新鮮な魚介類や採りたての野菜の素材の良さを活かした料理と相性の良い酒です。